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 「アラフィフ、自分が説教くさい?『私が』『私は』になる」というトピを見つけました。思わず「私も!」と声を上げての共感。ここ最近の私なんて、己の自己中で傲慢(ごうまん)な振る舞いの数々に我ながらドン引きです。

 例えば飲み会。私以外の人間が私の知らない話題で盛り上がっていると、徐々にイライラし始め、会話がまだ継続しているにもかかわらず、「それよりも」とか「実は」と強引に自分の方へ持ってこようとしたり。若手マネジャーに対して、この業界の先輩という立場から「それは違うんじゃない?」と否定から入り、大きなお世話過ぎる説教を延々としたり。

 トピ主さんが言うように経験を積むと言いたくなる、知識があるとひけらかしたくなる上に、私の場合、圧倒的に我慢をする力が劣化してきているように感じます。

 30代の頃は、瞬時に「これを言ったら相手はどう思うか?」とジャッジした上で選択した言葉を発していたはず。が、48歳の現在、ジャッジをしようとする前に言葉が口から出ちゃってる状況。要は、口がユルユルなんです。しかも、情報・知識量は詰まっているから、口を開けばこぼれてしまう状態。そう言えば、食事をしていても必ず何かをこぼすように。

 言葉も食べ物もこぼさないようにするには緊張感しかありません。緊張した日常会話なんて楽しめそうもないですが後で反省をすることを思えば、多少は仕方ありません。

 あと思うのは、寂しいのかも。アラフィフって、気づいたら周りが年下ばかり。気を使われているのか、フランクに話しかけてくる人もあまりいない……。そんなのもあって「私が」「私は」という奥に「私を見て」という意識が。最後、なんかしんみりしてすみません。

大久保佳代子(おおくぼ・かよこ)…タレント。1971年、愛知県生まれ。幼なじみの光浦靖子さんとお笑いコンビ「オアシズ」結成。バラエティー番組やドラマなどに多数出演。主な著書に「美女のたしなみ」(徳間書店)など。