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 「26歳女が婚活で相手に求める条件はどの程度が良いですか?」というトピックがありました。この女性は結婚相談所で婚活を始めるそうで、年収や家庭環境など自身のスペック(仕様)を正直に書いていました。

 私はきれいごとを言う気はありません。婚活ではスペックや年齢がモノを言うのも知っていますし、手っ取り早く結婚を、と思っている人とも出会えます。

 でも、トピ主さんが相手に求める条件として、「収入以外では、価値観の合う人、趣味を理解してくれる人、義理の両親ともめたときに一緒に考えてくれる人」と書かれていて、大切なところをわかっていらっしゃる方なのだ、と思いました。

 特に「一緒に考えてくれる人」の部分。何か問題があったときにちゃんと自分の意見を聞き、一緒に考えてくれる人ということだと思います。

 結婚で一番大切なのが、この「意見を聞いて考えられる」ことだと思うのです。これができれば、問題にぶち当たっても一人で考えるより良い方に向かえる。困ったときにSOSを出せる、不満があっても伝えられ、孤立しない。たくさんの妻たちから夫への不満を聞いた私が出した結論です。

 婚活は人をスペックで判断せざるを得ない特徴がどうしてもあります。それは自分もスペックで判断されるということ。でも、トピ主さんが書く「一緒に考えてくれる人」かどうかはスペックでははかれません。

 まずは出会った方が「一緒に物を考えられる人」かどうかを見てくださいね。そういう人は人の趣味を否定したりしないですから。収入も、その人が仕事を好きでいきいきとしているのかを、今の金額よりも重視してほしいな、とおせっかいにも思ったのでした。

犬山紙子(いぬやま・かみこ)…エッセイスト、タレント。1981年、大阪府生まれ。2011年、ブログをまとめた著書「負け美女」でデビュー。雑誌やテレビなどで活躍中。17年1月に長女を出産した。